こんにちは。灯(@tumenoakari)です。
暖かくなってきたので、ストールの役目が終わりました。
来年もよろしく頼む!って感じなのでケアして収納したいのですが、最近のエネルギー価格高騰を受けてクリーニングが高いです。
わたしが使っているストールは清水ダイブして買ったジョンストンズ。高級品なので良い感じにケアしたいのが本音ですが、ケチれる部分はケチりたい。
ということでホームクリーニングしてみることにしました。
まぁ、私は衣料品ケアのプロなので失敗しないのですが。何回も成功させていますし!
ストールのホームクリーニングはやさしいレベルなのですが、いくつか必要なアイテムとコツがあるので実体験ベースでまとめておこうと思います。
超大判の洗濯ネットを用意する
ストールのホームクリーニングのコツその1は、洗濯ネットを用意することです。
なるべく画像のような大判の洗濯ネットが良いです。
※一応リンクを貼っておきます。「タオルケット用洗濯ネット」で検索すると見つけやすいです。
大判の洗濯ネットを使う理由は、痛みとしわの防止です。
ストールをざっくり2つ折り、4つ折りくらいに畳んで洗濯できるのが良いです。
洗濯ネットに入れないと洗濯機の中でストールがもみくちゃになって傷みます。 また、毛玉の原因になります。
洗濯ネットに入れるとストールが暴れなくなり、くちゃくちゃになりにくくなりますから、結果として傷みにくいという理屈です。
しわくちゃになるとしわを伸ばすケアが必要になるのですが、これも痛みの原因になりますから、洗濯するときにどれだけしわにならないように扱うかというのがとても大切だということです。
こういう大判の洗濯ネットは100均では販売されておらず、やや高額な印象を持ちがちですが、これが落とし穴です。
クリーニング代を考えれば1回~2回も使用すれば十分モトが取れますし、ホームクリーニングの選択肢が広がりますので使い得のアイテムだったりします。しっかり大きいものを使いましょう。
ストール単体で洗濯する
ストール単独で洗濯することもうまくいくポイントです。
洗濯物の総量が画像の1個だけになりますのでモッタイナイ感がでますが、洗濯物が増えれば増えるほど痛みやしわの問題が大きくなりますからモッタイナイくらいでちょうど良かったりします。
大判の洗濯ネットなので、入れようと思えばストールくらい2~3枚は余裕で入ります。
これが罠なのです。 多少面倒でも、多少もったいないと思ってもぐっとこらえて1枚1枚ホームクリーニングしたほうがきれいに仕上がります。
まとめて洗濯してもその後のケアが面倒だったり痛みでストールの寿命を縮めてしまいますので、結果として1枚1枚ていねいにやったほうがおトクだったりします。
ホームクリーニングモード、手洗いモードを活用する
洗濯機の洗濯メニューに「ホームクリーニング」や「手洗い」、「やさしい」があればこれで洗いましょう。
ストールのは素肌に、直に着用するものですからガッツリ&きれいさっぱり洗いたくなってしまいがちですがこれも落とし穴です。
ぶっちゃけ、よっぽどラフな使い方をしていない限りそんなにガッツリ汚れるモノではありません。
なので「やさしく洗うモード」で十分なのです。
ウールマーク対応洗剤を使用し、漂白剤は使わない
洗剤は高級品である必要はありませんが、ウールマーク対応製品を使用しましょう。
高い製品、やすい製品さまざま販売されていますが、わが家ではもっぱらエマールとかアクロンとかドラッグストアで普通に販売されているモノを使用しています。
高い製品、やすい製品、両方使い比べましたがぶっちゃけ大差ないです。より正確にお話すると、洗剤の高い安いよりも上述した「洗い方」の影響力のほうが圧倒的に高いです。
あと、絶対にやってはいけないのが漂白剤を使用すること。 ウールに漂白剤は科学的にダメになります。 不可逆の劣化だったと思いますので原理としてもとに戻せなかったはず。
普通にウールマーク対応洗剤でじゅうぶんきれいになります。 そもそも論として「水洗い」がじゅうぶんな洗浄力を持っています。 漂白剤は余分ですので入れないように注意しましょう。(製品にも注意書きがしてあります)
広げて陰干しする
乾かすときのひと手間にもコツがあります。
広げて干すことと、陰干しすることです。
広げて干すことでしわが残らなくなります。 アイロン不要です。
干すときは陰干ししましょう。 直射日光にあてて殺菌したくなりますがめちゃくちゃ生地が傷みますのでやめましょう。
サーキュレーター等を使用して乾燥時間を短くするとぬれている間の雑菌が繁殖する時間を短くできるのでおすすめです。
間違っても乾燥機を使うのはやめましょう。
コツをつかんでケアするとクリーニング代をがっつり節約できます
大判のストールをホームクリーニングできるようになると意外とかなりの節約になります。
カシミヤが5%、10%含まれているだけで「デラックスコース」を勧められがちなんですが、1枚平均1,500円から、高いところだと1枚5,000円を超えるクリーニング代になります。
ウチはストールを活用して冬のコーディネートに変化をつけているので夫婦で6枚~10枚くらいストールを使います。(その代わり、ストール以外は毎日同じアウターみたいなバランスですw)
大判ストールも多いので、安く見積もってもクリーニング代だけで1万円を超えてきます。
最初に大判の洗濯ネットを購入しておけばあとはエマールorアクロンだけで済みますからだいぶおトクになります。
何より、ホームクリーニングができるようになると、ストールを使うことに対するハードルが下がっておしゃれになります。
ケチなだけかもしれませんが、人間心理として1回しか使わなかったストールをクリーニングに出すのはもったいなく感じてしまいますので、使うストールの数を絞りがちになってしまうのですね。
そうなると冬の着こなしに変化をつけることが難しくなってしまい、おもしろくなくなってしまいますからこういう変化をつけやすいアイテムのケアをラクにしておくってとっても大切だと思っています。
1回の洗濯で1枚しか洗わないので6枚~10枚洗うのは大変ですが、3日~4日に1枚とかのペースで洗うと1か月以内くらいにきれいになります。 少なくとも夏ころまでにはすべて収納できます。
計画的にやっていくと良いので方法をシェアしておきます。
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