こんにちは。灯(@tumenoakari)です。
連休が取れたので靴のケアを頑張っていました。
靴磨きだけでなく、レザーソールの浮き、はがれの補修をやってみました。
特に「接着剤が固まるまでの押さえ方」についての工夫を共有できればと思います。
ソールの半張りを続けていると起こるレザーソールの浮きについて
わたしはレザーソールで作られている本格革靴を購入したらまずソールにゴムを半張りしてもらいます。
↓こういうの
革底にゴムの半張りをしてもらうことで滑り止めとソールの摩耗防止、要するに安心して履けるように、摩耗防止でおトクに履けるような加工をしてから履き下ろすわけです。
んで、このゴム半張りは非常に良いカスタムだと思うのですが、ソールが長持ちしすぎて&着用回数が多くなりがちということも相まって、半張りが傷み切るよりも先にソール本体の剥がれが出てきてしまうことがあります。
カメラの画像が消えちゃってて写真残ってないので説明難しいんですが、靴とソールが糸で縫い付けられている部分がカパッと浮いてきちゃう状態ですね。
通常、オールソールの周期くらいまでは十分もつ為、問題にならないのですが半張りでソールが持ちすぎるがゆえに発生するトラブルですね。
特にこの靴のように雨の日でも履く靴に起こりやすいです。
接着剤補修できるが、どう抑えるか問題が発生する。対処法は「輪ゴム)
ソールの浮きをくっつけるのには接着剤を使うのが手軽で良いです。 オールソール時のジャマにもなりません。
革用の接着剤は様々ですが、わたしは強力かつ耐水性がある「ウルトラ多用途 ソフト」を使っています。
↓これ
凄く良い接着剤なのですが、ソールの浮きを張り付けるためには一工夫必要です。
硬化時間が24時間なので、そのあいだ接着個所を抑えておく必要があるのです。
一時期どうしようってず~~っと考えていたのですが、解決方法が見つかりました。
太い輪ゴムを使いましょう。
太い輪ゴムで縛り付けることで接着個所を圧迫して強固にくっつけるのです。
ひとつポイントがあって、直に輪ゴムを巻き付けるのではなく、アッパー部分にちょっと厚めの布をかますことです。
そうすることで輪ゴムがアッパーと直接触れ合わなくなって輪ゴムの跡が残らなくなります。
跡が残りやすいスエードで24時間縛り続けてこんな感じです。
ね。ぜんぜん跡が残っていないでしょう?
おまけ、シューグーでソールの隙間が埋められないか試してみた
ソールの、ガッツリ剥がれていないまでも若干隙間が空いている部分にシューグー流し込んで保守できないか試してみました。
写真ボケてて申し訳ないのですが、結論すごい良かったです。
↓シューグーってコレね。ソールの補填材。溶けたゴム+接着剤みたいな製品。
シューグーって乾くと収縮するので目立ちにくくなりますし、ゴムなので耐水性もばっちりです。
前出の接着剤の補修跡もそうですが、シューグーの補修跡も上から靴クリームを塗ると完全に同化します。
ソールの隙間を埋めてあげると耐水性上がるんじゃないかと思います。
自分で靴修理できるとSDGsだし楽しい
最近はモノの値段がどんどん上がってきています。 SDGsという社会の流れもありますし、じぶんで補修ができるというのは豊かなことではないかと思います。
あと、個人的な気分なのですが、最近クールビズに代表される装いの自由に飽きてきて、ちゃんとした格好がしたいという思いが強いです。
以前ブーツの染め替えしたりもしましたが、手持ちを活かし切るっていうのは達成感あってとても良いです。
こういう情報増えていけばよいと思っていますので、定期的に発信していこうと思います。
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