「ご趣味は?」なんて聞かれても公開できる趣味なんて無いし困る!
それに、趣味を始めるアテなんてニャイ!
無趣味あるあるだね!
そういう時は人の「なんで始めたか?」体験談が参考になるよ!
無趣味が趣味を聞かれる苦痛(特に婚活などの自己紹介時)
自己紹介の時に「無趣味です」って言った後の「間」がたまらなく苦痛でした。
自己紹介シートの「趣味」を書くときに必ずペンが止まるのが嫌でした。
趣味が欲しい。趣味さえあればこの苦痛から逃れられるのにと何回も思いました。
なぜ人は趣味を聞いてくるのか?
見るからに無趣味の陰キャだってわかるだろうに、どうして趣味を聞いてくるのか?
それは初対面で人となりを知るに便利だからです。逆に考えると趣味をお話しできる場というのはありがたいことかもしれません。
陰キャ→ヤバイ&危ないと思われる前に「そうじゃないよ!わたし怖くないよ!」って発信したい。だから、オープンにできる趣味が欲しいのです。
ゲームや株式投資以外で「趣味は〇〇です!(キッパリ!)」って言いたい!
オープンにできる趣味が欲しいのです。余暇ずーっとぼーっとしているわけじゃないですし。
でも、余暇やっていることをありのまま話す。 休日は1日中YouTube見ています!1日中無料マンガ読んでます!1日中ネットサーフィンしています!ゲームしています!株式投資です!・・・・・・ 絶対引くでしょ?
この余暇の過ごし方が間違っているとは思わないし楽しいから良いんだけど、自己紹介でこの趣味をオープンにしたらダメっぽいって事くらいはわかります。ある程度親密になってから明かす趣味ですよね?
だから、よそ行きの趣味が欲しいと思ったのです!!
始めたきっかけは「お祭りの金魚を死なせてしまったリベンジ」
そんなことを思いながらダラダラYouTubeを視聴していたらお祭りで金魚すくいやっている動画が目に入ったわけです。
ああ、ウチでも小学生のころ金魚や亀を飼育していたなぁ・・・・・・なんて感傷にふけりつつ金魚すくいのYouTubeを見る。YouTubeには関連動画をおすすめしてくる機能があって、メダカとかおすすめしてくるわけですよ。
メダカの動画を見ているとまたおすすめ動画にきれいなサムネイルが!
「アクアリウムって映える・・・・ おしゃれ・・・・」
そういえば昔金魚飼ってたから経験あるし、今は大人だから完璧な飼育ができるかも?と思ったのがアクアリウムを始めるきっかけになりました。
動物飼育がしたいがペット不可のマンションという環境
ずっと動物の飼育がしたいなぁという思いがあったのも無関係ではありません。
猫動画とか、Twitterのタイムラインとかで見るたびに沸き起こる衝動。マンションだし働いているから(かまえないから)猫は飼えないけど、魚なら・・・・・・
これが熱帯魚を飼育してみようという一押しになりました。
アクアリウムを趣味にするメリット
ココからはアクアリウムに興味を持ってくれた人向けにアクアリウムをやってみて感じたのメリットとデメリットをお話ししていきます。
おしゃれでインスタ映えする
陰キャ的にこのキラキラ感は超絶刺さりました。生体飼育がメインなんですが、レイアウト凝って、水草こだわると映えるんですよね。
もちろん、飼育スタイルによっては「業者かな?」という風にもできるんですが「陽キャ感出せるかも!?」というのはよそ行きの趣味を探しているじぶんにはうってつけでした。
「これウチの水槽~~」って写真スマホで見せたい!
魚が懐いてかわいい
魚も懐きます。かわいいです。特に餌の時は顕著で「くれくれダンス」をしてくれる子もいます。
餌の時以外も、逃げなくなったり、寄ってくるようになったりと、かわいいです。
かわいい。
散歩不要!かまいたい時だけかまえばOKという自由度
餌やりや水替えといった「世話」は必要ですが、「かまう」必要が無いのもGoodです。
こちらから一方的に癒されることが許される素敵な趣味です。
他の趣味では味わうことのできない「生態系を維持している」感
犬や猫を飼育して生態系を意識することはあるでしょうか?
水槽はミニチュアスケールの生態系です。魚の糞をバクテリアが無害化し、バクテリアが無害化したソレを水草が栄養として吸収し酸素を供給する、苔取り要員で入れたエビをちょっと大きめの魚が食べてしまう、水を捨てる時に水草の破片が混ざると排水先の生態系が壊れるんじゃないかと気を使うなど、生態系を管理している感覚はアクアリウムならではの感覚です。
池の水全部抜くなどの番組がより面白く視聴できます。
飼育しなきゃ見れない魚の姿がある
熱帯魚ショップで販売されている魚は全力ではありません。「飼い込む」ことで出てくる色とかがあるのです。また、魚は寝るときに色が薄くなったりします。
こういう変化を楽しめるのも飼育の醍醐味です。
癒されるし楽しい
癒しの効果が凄いです。
水自体にヒーリング効果がありますし、魚がゆっくり泳いでいる姿をぼーっと見ていると疲れが取れます。
見慣れてくると魚にも表情があるんだなと思うようになり、かわいいです。
アクアリウムのデメリット
アクアリウムにはメリットだけでなくデメリットもあります。
生体飼育系デメリット全般
熱帯魚も生き物なので、生き物を飼育することに係るデメリットは全部あります。
餌をあげないと死んでしまう、水替えをさぼりすぎると死んでしまう、餌の好き嫌いがあって食べてくれない等々。
最後まで責任をもって面倒を見る覚悟が必要です。
マンションの2F以上だと水漏れの恐怖がある
アクアリウムならではの問題ですね。
地震で水がこぼれる等は怖いです。フタする等の対策はできますが、多量の水を扱うリスクの確認は必須です。これがアクアリウム最大のデメリット&リスクです。
【挫折しない】30代の趣味としてのアクアリウムの始め方
ここからは「アクアリウム興味もったから初めてみようかな?」という人向けに機材の選び方をお教えします。
・見栄えも重視(水草とか入れて映えさせたい)
手間がかかるが激安!という構成ではなく、余裕をもって管理できる大人の構成というコンセプトでの紹介となります。
30cmキューブ水槽とエーハイム2213の組み合わせが最強な理由
せっかくの趣味で挫折しないために、おしゃれでちょうどいい大きさの「30cmキューブ水槽」と、安心安全の超老舗が手掛ける濾過フィルター「エーハイム 2213」という構成をおすすめします。
アクアリウムで一番萎えるのが生体が死んでしまうことです。生体が死んでしまう原因は様々ですが初心者あるあるの濾過がまにあわず、水が汚れて生体が死んでしまうこと対してこの組み合わせが最強に効果的です。
あとで理由を掘り下げて説明しますが、30cmキューブ水槽でエーハイム2213を使う場合は必ず「ナチュラルフローパイプ」を一緒に買ってください。これが無いと水流が強すぎて生体が死んでしまうので、必ず一緒に買ってください。
初心者に30cmキューブ水槽をおすすめする理由
【生体の生死と管理の楽さにかかわる重要な内容になりますので、ちょっと長いですが丁寧に説明させてください。】
実は初心者に最もおすすめの水槽サイズは30cmキューブ水槽ではありません。じゃあ何が一番おすすめか?というとズバリ60cm規格水槽になります。
初心者だから小さい水槽から始めたい!と考えるのは自然なのですが、アクアリウムは水量が多いほうが管理の難易度が低いという特徴があります。墨汁10mlを満水のコップに垂らしたときと、満水のバスタブに垂らしたとき、どちらの水がより濃く染まるかを考えると明らかなように、水量が多ければ多いほど水が汚れきるまでの余裕がある、つまり安定させやすく管理しやすいという理屈です。
とはいえ、初心者がいきなり60cm規格水槽をみたら普通は大きいと思い引いてしまいます。そこで、ちょうどよいバランスの30cmキューブ水槽をおすすめするのです。
ガラス製のサイコロみたいな見た目でおしゃれ感が凄い良い(映え要素)も理由の一つですが、30cmキューブ水槽を満水にすると27リットルになり、それなりに十分な水量が確保できます。
濾過フィルターでエーハイム2213を指定しているのも理由があって、30cmキューブ水槽にエーハイム2213の組み合わせはかなり過剰なバランスになります。過剰ろ過ということです。つまり、余裕があるということ。初心者のうちは餌のやりすぎや生体の入れすぎになりがちなので、余裕は必要です。
エーハイム2213は60cm規格水槽でも十分濾過しきれる性能があるので、アクアリウムが気に入って大きな水槽を増やしたときに絶対に無駄にならないという点もポイントです! 最悪、売るときにきちんと値段が付きます。何なら、パーツ単位で売却することも可能です。
唯一の欠点が「30cmキューブ水槽には過剰パワーなこと」。流量が多い=水流が強いため、そのままつけると洗濯機のようになってしまい、生体に負担がかかり死んでしまいます。だから、エーハイム2213を30cmキューブ水槽で使用する場合は水流を弱める専用パーツを一緒に購入するようにしてください。
30cmキューブ水槽の満水27リットルは理論値です。
水槽の中に砂利や流木を入れるとその分水量は減りますし、普通は水がこぼれないように水面を2~3cm下げますので実際は21リットル~多くても25リットルくらいでの管理になります。そこでエーハイム2213でカサ増しします。
濾過フィルター&ホース内に2~3リットルの水量が確保できますので、水量を10%以上くらいのケアができるという小技です。2~3リットルというと少なく感じるかもしれませんが、15cmキューブ水槽の満水が約3リットル。小型水槽1個分くらいの余裕があるため、結構違います。 買った後、ためしに水槽から3リットル水を抜いてみてください。結構水面が減ってびっくりすると思います。体感できるレベルの差です。
【節約】アクア用品は買い方にはコツがある!賢い機材の買い方!
アクア用品は安く買うコツがあります! おトクで賢い買い方をお教えします!
【重要】どの30cmキューブ水槽で始めるかを決める
いきなり意味が分からないと思いますが、どのメーカーの30cmキューブ水槽を買うかは重要です。
というのも、30cmキューブ水槽にはグレードがあり、グレードが高い水槽ほど、ガラスの透明度が高いという特徴があります。ぶっちゃけ、水入れてライトつければどのグレードの水槽でもきれいに見えますが、写真のような差が出ます。
後で水槽を入れ替えるのは想像以上に大変ですし、魚を見る時は必ず水槽のガラス越しで見ますから最初にラインナップを知ったうえで判断すると後悔が少ないです。気になる人は最初にチェックしておきましょう。
上の写真はGEXというメーカーの水槽(左)とADAというメーカーの水槽(右)が並んだ写真です。写真でわかるくらいADAのほうがクリアですが、断面見ないとあまり変わらない上に、比較しない(家に水槽1個だけ)なら安いほうでいいかなと思います。
ちなみに、ADAの水槽は通販では買えないです。メーカーが許可していないためです。だから、アクアリウムショップに行って購入する必要があります。ADA以外なら通販で購入可能です。左のGEXのモノはオールガラスでガラスフタもついて2,000円~で購入可能です。
濾過フィルターや用品(砂利など)はネット通販が安い!
濾過フィルターはエーハイム2213がいいです。
先に述べた理由以外にも、超長期間販売されていることによる実績(フィルターだから水漏れが怖いので特に実績が重要になる)&部品単位で調達可能であること&類似品と比較して情報量が桁違いに多いことがメリットです!
要するに「絶対に腐らない」濾過フィルターなのです!
他、砂利などの用品もリアルショップで購入するよりもネットで買ったほうが安いです。
リアル店舗を応援したい気持ちがあるものの、割引率が大きいのでネットもおすすめせざるを得ないのが現状です。 特に水槽やフィルターは割引率も大きいし、デカいので配送してくれる通販が向いているという理由もあります。
水槽台は必須だと思ったほうが安心&安全です。
メタルラックでも板ひいたり工夫すればいけますが、水槽は水が入ると重いですし、倒れるとシャレにならないので専用品が安心です。最近はおしゃれな水槽台もあります↓。
※水槽台は圧倒的に通販が便利です。何かで代用する場合は必ず耐荷重を確認してください。
ちなみに、水槽と濾過フィルターは勢いで買って大丈夫ですが、ライトや砂利、ヒーターなどは、
②どんな水草を育成するか?
によって選ぶべきものが変わってきますので、まず生体や水草を選んでから用品を選ぶようにしましょう。
ぶっちゃけ、飼育する生体によるとしか言えません。
合計金額や割引率で考えればおトクだと思いますが、不要なものが手に入っても邪魔なだけです。何より怖いのが、知識が不足している状態なのに「これがあるから」と代用して生体を死なせてしまうことです。付属のライトを使っていたら光量不足で水草が全部枯れてしまった!みたいな感じですね。だから「これで十分!」と判断できるならアリという回答になります。
生体はお店で買うのがメリット大!
生体はお店で買ったほうがメリット大きいです。
飼育が良くわからないときなど、何か困ったときに聞ける場所があるのは安心感が段違いですし、生体実物をたくさん見ることができるのが大きなメリットです!
餌の好き嫌いが激しい生体を購入する場合「何を食べていたのか」を聞けて、その場で同じ餌を買えるのも心強いです。
水草は「メルカリ」などの個人間取引が最安!(メリカリ&ヤフオク!)
水草は個人間取引が最もおトクです。
水草を調子よく育成できると水槽内で増えていきます。水槽の容量には限りがありますから、オーナーは売るか捨てるかするわけですね。つまり、メルカリやヤフオクは調子のいい水草が格安でゲットできる穴場なのです!
個人間取引特有のトラブルやリスクがありますが、それを差し引いてもおすすめできるくらいにはおトクです!
お魚(生体)を買う前に生態を確認できるお役立ちサイト!
アクアリウム系YouTubeを視聴するのがおすすめです! かわいい動きがチャームポイントのお魚がいるので動画見てびびっと来たお魚にするのがいいです。難易度云々ありますが、小型のお魚でも3年以上は生きるので下手に「次に」と考えるよりも、最初から頑張ってみたほうがいいです。※ただし水作りはちゃんとやる前提。
熱帯魚なめんなといった専門サイトで「初心者向き」カテゴリからビビッときたお魚を選ぶのも良いと思います。
数種類のお魚を混泳させたくなりますが「相性」を必ずチェックしましょう!ケンカしまくったりひれがボロボロになったりの水槽を見るのは癒されないですし、何よりお魚がかわいそうなのでネットで調べたうえでショップで買うときにも確認すれば安心です!
まとめ アクアリウムは楽しいぞ!
「よそ行きの趣味が欲しい」って不純な動機で始めたけどドハマリした!
ライトに照らされて優雅に泳ぐお魚に癒されるし、映えるニャ!
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