山崎も白州も売ってないから知多買ったけど
知多まずくニャイ?
「知多」はグレーンウイスキーだから
山崎&白州のイメージで飲むとまずく感じるね!
グレーン??
山崎や白州とどう違うニャ?
山崎や白州みたいなのがいいニャ!
パッケージ似てるから同じ感じと思うよね!
なんで知多を微妙と思うかは理由があるんだ!
説明するね!
山崎&白州と知多の違いは、芋焼酎と麦焼酎の違いみたいなもの
居酒屋で芋焼酎を注文したのに麦焼酎が出てきたら。飲んでびっくりしますよね。
山崎&白州と同じようなモノだとおもって知多を飲んでまずいと感じる原因はこれと同じイメージです。
「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」
山崎&白州は「モルト」を使った「モルトウイスキー」。知多は「グレーン」を使った「グレーンウイスキー」。
原材料が違うから味が違う。パッケージが同じシリーズのように似ているからわかりにくい。同じような味を期待してしまう。
これが知多が微妙と思われる原因です。
あのパッケージ展開だと
山崎&白州の仲間だと思うのはしょうがないニャ!
正直、最初は超微妙って思うよねw
「知多」を上質な「グレーンウイスキー」と認識して飲むとおいしさがわかる
「知多」を「上質なグレーンウイスキー」と認識して飲むと感想が変わります。ただし、やや飲み方を選ぶ印象です。
ストレートはぶっちゃけ「ナシ!」
ストレートで飲むならぶっちゃけナシ。知多を選ぶ理由がないというのが個人的な感想です。
知多はそこそこいい値段するので、これ買うならストレートでおいしく飲める別のいいウイスキーを買います。
山崎白州を期待して買ったという背景がありますし。
ハイボールなら「アリ!」 メーカーが知多ハイボールをすすめる理由がわかるおいしさ!
ストレートはナシでしたが、ハイボールはアリです。
メーカーがハイボールをすすめる理由が理解できます。さわやかでおいしいです。
ただ、正直「白州ハイボール」のほうが好きです。 森っぽいさわやかさのある白州ハイボールのほうが味に深みがあって好みです。
お酒は好みによる個人差が大きいので知多を試してみること自体には明確に価値がありますが、個人的には同じような値段払うなら白州ハイボールを選びます。
↓サントリーはソーダも展開している
「2015年」と「2020年」に飲み比べて感じた製品の進化とじぶんの成長
知多を最初に飲んだのが2015年。そこでおいしくないなと感じ、しばらく距離を置きました。
そして2020年。ちょっと機会があって再度知多を飲みました。
2015年当時の記録が残っていたので感想の差をまとめてみます。
2015年に知多を飲んだきっかけ
ちょうど転勤で愛知県名古屋市に居て、知多がリリースされたのがきっかけです。地元のお酒じゃん!と。(知多は愛知県知多市)
サントリー11年ぶりの新ブランドということで話題になっていたのでモノは試しと買って飲んでみました。
2015年に知多を飲んだ感想
「評判通り華やかだが、ストレートで飲むモノじゃない」という感想でした。加水して30度くらいにして飲んだりハイボールでも飲んだりしていました。
おいしいはおいしいのですが、あえて知多じゃなくても良いという感想です。しかもこの価格帯は良質なウイスキーの激戦区で「相手が悪い、もう1000円安ければ!」という感想を残していました。
こんな感想を残しています。
ちなみに当時は700mlしかラインナップがなく、飲みきるまで大変苦労したことを覚えています。
購入実績が残っていました。当時は3,500円で購入しているようです。過去買ったものの値段がわかるのがネット通販のいいところですね。
今考えると3,500円は安いですが、競合も同じくらい安かったので3,500円でも味と値段のバランスが悪いという感想です。
↓「知多」は今も昔もノンエイジが主流です。わたしが飲んだのもノンエイジです
2020年に知多を飲んだきっかけ
たまたま寄ったコンビニで180mlのミニボトルを発見したのがきっかけです。
2015年当時にコレがあったらなぁ・・・ 700ml飲み切るの苦労したなぁ・・・ 今ならグレーンウイスキーの良さがわかるかも!?
そんな思いになり5年ぶりに知多を飲んでみることにしました。
2020年に知多を飲んだ感想
正直「抜群においしい!」とは思いませんでした。 まぁ普通です。
知多じゃなくて良くね?という感想は変わりませんが、2015年当時はグレーンウイスキーやモルトウイスキーという差を知らず苦労して飲みましたが、2020年になるとそれなりに知識もついていたので楽しく飲むことができました。
180mlという小さいサイズが発売されていることは素直にスゴイと思います。さすがサントリー!
でも、同じような値段で180mlボトル買うなら山崎か白州を買いたいです。
2020年 知多のデジタル的な楽しみ方(ネタ)
いろいろな飲み方を試してきて思ったのですが、お酒を飲むときの雰囲気も大切だなと思ったのですよ。
同じ銘柄でもバーで飲むのと自宅で飲むのじゃ味が違います。
完全に気分だとわかっているのですが、それでも違いを感じるのは事実なので、最近はお酒を飲むときに「アレクサ、バーみたくして」と話しかけて、間接照明つけて雰囲気作って飲むようにしています。
知多を飲みなおして再確認したじぶんの好み&知識の成長
5年ぶりに知多を飲みなおしてよかったと思っています。なぜならじぶんの好みを再確認できたから。
じぶんは山崎や白州、グレンフィディックやラフロイグのような個性的なモルトウイスキーが好みなのです。
知多のおかげでより一層、ウイスキーを楽しむことができそうです。
じぶんにとって知多の価値は「価値観を広げてくれた」ことです。
「山崎+白州+知多=響」 「響」を知ると知多が楽しく飲める!
おさけは知識があると楽しくなります。お酒のうんちくは楽しいのです。
大好きな国産ウイスキーに「響」があるのですが、響はブレンデットウイスキー。何種類かのお酒を混ぜて作られるウイスキーです。
実際にはもっと複雑なのでしょうが、コレを聞いたときによりお酒が楽しくなりました。
響を飲んで「あっ、この部分が知多だな!」みたいな通っぽいこと。これが楽しいのです。
飲んでみた感想をシンプルの楽しむのも良いですが、こういう楽しみ方もあるのです。
おまけ 酒太りとアトピーのアルコール対策
まとめ うまい、まずいの第一印象を素直に受け入れつつ、心境の変化や味の変化を楽しめるのがウイスキーのいいところ!
ウイスキーは販売期間が長いお酒です。強いお酒でもありますので買ってからチビチビ何年間も飲み続けるという楽しみ方もあります。
第一印象でマズイと思ったウイスキーでも、年を重ねて飲みなおすと当時気が付かなかった良い部分に気が付くことがあるかもしれません。
美味しくてもまずくても楽しめる。そんなウイスキーが大好きなのです。趣味でウイスキーをやっていて、良かったと思っています。
おもしろそうなのでまた何年か後に飲みなおしてみようと思います。
今度はどんな変化があるか。楽しみです!
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