爪の灯

元スーツ販売員がプロ独身貴族視点で、ファッショナブルに節約を楽しむ系のブログです。

実録!34歳から始める婚活。1年で結婚に至るまでの軌跡。仕事辞めて「土日休みの仕事」に転職したアドバンテージの話と、今更結婚しようと思ったわけ。

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 実際に行動を開始したのが34歳のとき。当初から、付き合って1年で結婚するつもりでおり、実際にそうなったので、その記録。

 

 まずは背景。なぜ結婚しようと思ったか。正直、今更である。1人で生活していて何不自由ない。一人暮らしサイコー。なんでも全部自分で決めて進めていける、真の自由があったのだが、なぜそれを手放そうと思ったかは下記の通り。

 

 ①外圧(社会的信用含む)

 ②なんだかんだで、社会の最小単位は「2人」だった

 ③安心できる環境と子供が欲しかったから

 

 これらの要素。断っておくが愛が無いわけではない。しかし、今回の行動の根底にあるのはこれらの要素であり、愛は結果である。「外圧に耐え兼ね、出会いの場に赴いたところ、良い出会いに恵まれて、結婚するという結果に至った」という事である。

 

 【外圧について

 社会人として役職つけてもらってぼちぼち働いていると必ず「結婚しているかどうか」の問いがあり、「していない」と答えると「なんで?」と派生する。きわめて面倒なやり取りだ。また、実際に「結婚」まで至って実感したのだが、これは大変なイベントである。相手と知り合い、友好を深め、愛に発展し、社会的手続きや、異なる文化を持つ家族同士のつなぎ、慣例、儀式を乗り越えて、新生活を始める。「結婚しているかどうか」はこれらの経験をしているかどうかの問いかけなのだ。実際の業務に活かされるかどうかは別の話であることは皆承知の上であるが、これらのことをやり切った経験はプラスに作用する。結婚してこそ一人前。なるほどな、である。

 

 【社会の最小単位は2人】

 「おひとりさま」という言葉の存在自体が「社会の最小単位は2人」を証明するものだ。1人よりも2人のほうがいろいろ楽しめる。レストランでも浮かないし、料理をシェアしたりできる。1人よりも2人のほうが楽しめる場所、楽しめることが広がる。これは気分の問題もあるが、日本の仕組みがそうなっているのだという話。「子供がいると入れない」はあっても「カップルだと入れない」はあまりない。

 

 【安心できる環境と子供が欲しかったから

 これは正直メリットとデメリットがあるが、せっかく生きているのだから育児を楽しめたらよいなくらいの考えである。親孝行の側面も大きい。が、外圧と最小単位と比較するとそれほど強く望むものでもない。予定はあるが、できるかどうかはわからないというやつである。

 

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 婚活的なことをやってみて思ったことを。最も重要なのが出会いであり、「猫かぶらない」前提においては出会いこそ全てだと思う。

 

 まず間違いなくうまくいかないor時間がかかると断言できることは「出会いに制限を設けること」であると思う。別にネトゲで知り合おうが図書館でドラマティックに知り合おうが、出会い自体に貴賤はない。出会い方にこだわって良い出会いを棒に振るのは悪手である。出会いは目的ではなく手段であり、結果が伴わなければ意味が無いという事を念頭に行動するべきだ。

 

 いい大人が他人を信用するというのは非常にハードルが高い。職場や趣味のサークルなどでの出会いが素晴らしいのは、その人の人となりを確認したうえで付き合い始めることができる事だ。次いで友達の紹介が貴重である。自分で確認できていない状態であることから、数段ランクが落ちるものの、自分が知っている人からの紹介という、若干ではあるが信用のお墨付きがある。しかし、それでもこれらが結果に結びつく良い出会いであるとは限らない。ではどうするのか。確立を上げるためには数をこなすのが手っ取り早い。自分の基準をしっかり持ったうえで数をこなすのだ。

 

 しかし、出会いの場であれば何でも良いというわけでもない。最終目標を結婚からのよい生活とした場合、個人的には「昼の」食事会なんかが良いと思う。もちろん猫かぶりはしない。※最低限の礼節すら捨てるという意味ではない。これだと付き合い始めてから続かない。夜の食事会だとお酒が入るので打率自体は良くなるが得点取りにくいイメージ。この場合、冒険!アグレッシブ!という感覚ではないと思うので、それに見合う出会いの場を絞っていくことは時間の有効活用になると思う。

 

 いずれにしても、出会わなければ始まらない。

 

 ファッションの話。実際にユニクロレベルで十分だった。きちんとしたサイズ感で着ること前提だが、ユニクロのポロシャツ、コットンカーディガン、リーバイスのジーンズ、コンバースのスニーカーで上々だった。散髪や髭剃りのほうが重要。眉毛のセットとか。こういう清潔感さえあればマジで何でもよいんだなって実感した。あと、仕事帰りのデートはスーツが鉄板。スーツパワーすごい。

 

 仕事について。 

 

 たまたまではあるが、今回の婚活と転職が重なった。で、「水土が休み」という環境から「土日が休み」という環境に変わったのだが、婚活においては「土日が休み」のアドバンテージがすごいという事を実感した。※転職自体は婚活に関係ない。単純にブラックからの脱出である。

 

 上述の通り、いい大人が他人を信用するハードルは極めて高い。これを緩和する具体的手法がデートである。で、デートと言うのはある程度回数を重ねてなんぼ。そのうえ、出会ってから割とすぐに行動に移さないとやる気を疑われてしまう。初動の、割と重要な時期に「日程調整」でリソースを割くキツさ。相手に合わせてもらうか、こちらが相手に合わせるか。まだ関係性がふんわりした状態で調整をするのは強烈なディスアドバンテージである。相手にもよるが、土日休みという社会の本流に身を任せるのが楽である。これも社会の仕組みの話。相手も受け入れやすい。自分が水土休みである場合、相手も水土休みであれば何も問題ないけど、水土休みの相手を探すのは難しい。何と比較して難しいかというと土日休みとの比較である。相手から信用を得るにも、こちらが相手を見定めるにも、ある程度回数こなす必要があるため、分母の多い側に寄るのが便利である。仕事が理由で出会いが無いという一つの側面でもある。

 

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 結果を求めて走った割に偶然が多く、こういう事の積み重ねが人生なのだなと思ったが、割と悩んでいる人がいるので文章に起こした次第。結婚も転職も重要なライフイベントであるが、ある程度自分でコントロール可能なイベントでもある。さて、つぎは何をしようかな。

 

 

 

元スーツ販売員が実践!宅配クリーニング使いこなし術!「あるもの」があれば宅配クリーニングの力を100%活用できる!メリット・デメリットを把握し、実店舗クリーニング屋さんと有効に使い分けよう!

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 宅配クリーニングを利用した記録です。結論から先に言うと、「また利用する」サービスでした。宅配クリーニングの体験談を記述する前に、「クリーニングの意味と仕様」について超ざっくり説明します。

 

 クリーニングとは要するに洗濯(洗う事)なのですが、汚れには「油溶性の汚れ」と「水溶性の汚れ」の2種類があります。通常、スーツなどに対して行う「ドライクリーニング」は「油溶性の汚れ」を落とす処理であり皮脂などの汚れは落ちますが、「水溶性の汚れ」となる汗などの汚れは落ちません。これは別途、水を使用したクリーニングを行う必要があります。「汚れが落ちた」尺度をクリーニングの評価とするのであれば、必ずこの部分を認識しておく必要があります。要するに、毎日着るシャツをドライクリーニングに出してもしみ込んだ汗の汚れは落ちない。これは、クリーニングの質の問題ではなく、オーダーを間違えているだけです。

 

 水溶性の汚れを落とすだけなら家にある洗濯機が得意分野となります。これに洗剤を入れることで油溶性の汚れにもそれなりに対応できるようにしているわけです。今回お願いしたクリーニングは「ダブルウォッシュ」という石油系溶剤を使用したドライクリーニングと水洗いランドリーの二度洗いコースメニューであり、通常より割高なメニューとなっています。油溶性、水溶性、両方の汚れを落として長期保管するためにこのメニューでお願いしました。例えば、スラックスなどを水使用して、自分で洗濯した後にドライクリーニングだけお願いすれば、理論上、汚れ落ちに限って言えば同じ成果が期待できます。ただし、衣類の痛みや、アイロンワークなど、設備やノウハウの差が明確に出る工程があるため、結果、快適に着用できるかどうかはまた別の話となります。

 

 ちなみに、クリーニングに出すと衣類は必ず痛みます。しかし、汚れを放置していても衣類は痛んでいきます。衣類の痛みが「放置>クリーニング」となった場合にクリーニングに出すというのが通常の流れであり、きちんと衣類の手入れができている場合(ジャケットが素肌に当たらないようにきちんとした長さのあるシャツを着る、帰宅したらブラシで手入れなど)、年1~2回程度がクリーニングの頻度となります。

 

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 では、今回お願いした「宅配クリーニング」の流れを書き出します。

 

 

 

 ①ネットで依頼(商品/サービスの選択)

 →ごく普通のネットショッピングと同じです。サービスを選択します。

  今回は楽天内のサービスを使用したため、決済をカードで行いました。こういった費用がカードで決済できること、ネットショップゆえに記録がのこる事は地味に大きなメリットです。今、あなたが着ているスーツ、最後にクリーニングに出したのはいつか、いくらだったか、答えられますか?

 

 ②個人情報入力

 →ネットショップ(楽天)登録情報通りのため、この工程は有って無いようなもの。

 

 ③梱包資材が送られてくる

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 →不織布でできたケースと、書類一式が送付されてくる。

 

 ④洋服を詰める

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 →「段ボール箱ではない=定型ではない」ため、割と無理がきく。ダブルジップになっており、良くあるあれ(タイラップ)で封緘する。

 

 ⑤書類を書く

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 →重要。ここで記載した内容に基づいて検品されるため、しっかり描く。トレンチコートなどにあるベルトの有無、カジュアルコートにある取り外しできるフードの有無など、付属品の情報を入れておく。これが無いと、紛失トラブル時に困る。

 

 ⑥送付する

 →送り状は同梱されている。発送元住所を自分で書いた覚えがある。これはサービスが行き届いていないと考えるべきか、注文者と返送先が異なるパターンに対応するためか。個人的には後者だと思う。(今回お願いしなかったけど、「保管」サービスがあるため。)

 

 ⑦進捗報告が入る

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 1.受け取りました

 2.一部アイテムでクリーニング後の劣化がありますよアナウンス(本革の部分。画像の首部分の付属部分の劣化リスクの案内)

 3.発送します

 

 割とまめな連絡と思いました。間違いなくトラブル防止でしょう。仕上がりと並んでクレームの多い部分だと思われますので。

 

 ⑧届く

 →不織布でなはく、箱で届く。

 

 【メリット】

 1.安い・付属に別料金がかからない・カード決済ができる

 →宅配クリーニングを使用する最大のメリット。単純に単価が安い。今回10点7,000円だったので、1点当たり700円ほど。スーツは上下で2点扱いとなるため、安めの実店舗とそれほど大きな価格差が無いと思いきや、ダブルウォッシュでこの価格なので、やっぱり安い。コート、特にトレンチコートなどの付属が多いアイテムは付属含めて1点(トレンチ一式=1点)であり、お得さが際立つ。くわえて今回は、カード決済可能(=カードのポイントがたまる)+楽天ポイントがたまるというお得要素が追加されます。使い道のない楽天ポイントの消化先などとしても優秀と思います。

 

 2.宅配式である

 →白洋舎などでは「集配サービス」があるが、本質的にこれと同質であり、「店舗まで重たい衣類一式を持っていく手間、取りに行く手間」がなくなることがメリット。そのため、1回で必要な数量をクリーニングに出しきるハードルが下がり、衣類管理の難易度が下がる。

 

 3.サービスの比較検討が簡便にできる

 →レビューがあるのが強い。多少の検閲があることを疑ってかかったとしても、「ショッピングモールのレビュー機能」から情報が得られることが強い。

 

 4.記録が残る

 →ネットショップのメリットです。衣類管理の難易度が下がります。

 

 【デメリット】

 1.皺がついて戻ってくる

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 →下述別途対策あり。これはもう宅配業者が衣類専門の配送業者ではない以上、ある程度覚悟するべき問題。割安メリットの代償だと思えば筋が通る。実店舗でも、受け取り後、ぐしゃぐしゃにして車に積み込んだらしわになるのと同じ。努力でどうにかなる事ではないというのがつらいところ。ハンガーにかけて返送されてくるサービスが、追加オプションとして用意されていることからわかる通り、この問題解決には手間とお金がかかる。自己対策か、経費をかけるかの判断が分かれるところ。

 

 2.トラブル時の対応に時間がかかる

 →距離感の問題。仕上がり確認が到着後しかできないため、実店舗に勝てない部分。通販が抱える根本的な問題。仕上がり後1週間以内に連絡すれば対応してくれるため、保証が微妙という問題ではなく、ただただ時間がかかるという事が問題。

 

 3.依頼→仕上がりまでの時間が長い

 →仕組みの問題。逆に、安く上げるために納期を取っているため、コスト面でのメリットと両立しない。

 

 「戻ってこない」リスクがあるにはありますが、これは実店舗でも「引き取りに行ったらつぶれていた」がありますので、リスクとしては同じだと思います。ただ、新たなリスクとして「送付先間違い」が考えられますが、これも実店舗の引き渡し間違いに相当します。いずれにしても、相手に現物を預ける以上、同質のリスクはあるという事です。

 

 【宅配クリーニングの力を引き出すアイテム】

 衣類スチーマーや、霧吹きを備えよう。返送されてくる箱の底に配置された服にしわが付くのは仕組み上避けられないと思われる。おそらく、クレームという形で処理してくれると思うけど、連絡とったり、再度配送の手続きをしたりするのは面倒。汚れが残っているなどが問題では無いのだから、しわさえなくなれば万事OK。細かい皺ではなく、大味なしわが付くため、しわ取りの難易度も低い。スチーマーでぱぱっととってしまうのがお互い楽だと思われる。そもそもしわにならない配送方法が追加コストでセレクトできるが、ぶっちゃけ、追加コストを発生させるくらいならそのお金でスチーマー買ってしまったほうがコスパ高いと思う。個別記事にも書いたが、衣類スチーマーは「これが無いと出来ない事がある」タイプのアイテムなので。

 

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 【まとめ】

 毎日着るシャツなど、対応に機動力が求められるアイテムの運用には向かないが、衣替えなどの、比較的時間に猶予がある状態のアイテムに向いているサービスであり、仕様上の問題点(時間がかかること、しわがついて戻ってくる可能性があること)について理解があれば、非常に良いサービスだと思いました。サービス券などもつくため、おそらくリピートすると思います。

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 【その他補足、保管クリーニングについて】

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 今回戻ってきた衣類のハンガーが針金ハンガーであったことを理由に、個人的には保管サービスは利用しないことを決めました。スーツのジャケットもこれだったので。保管サービスを使う場合は、「どのような保管をするか?」を確認したうえで利用するのが良いと思います。

 

 

 

 

 【その他】

 とはいえ、クリーニングを行うと衣類が痛むことは避けられないため、いくら安くて使いやすいクリーニング手段を得たとしても、日ごろのメンテを怠ってよいという理由にはならない(戒め)。

 

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