爪ノ灯

「やりたいこと」なんてわからないけど、『やりたくなこと』は明確だ。サボる技術はそんなあなたの力になります!

ミニマリストの奴隷になるな!ミニマリストを目指す前に必ず読む記事!!

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 先週末。家の掃除をして45リットルひと袋分の洋服を捨て、段ボール5箱ぶんの本や雑貨を処分した。あれ、これミニマリスト目指せるんじゃないか?ミニマルな自分、かっこよくないか?と思っていろいろ妄想してみたのだが、結局、自分がやりたい/なりたいというのはミニマリストではなくサボリストだと思ったのでミニマリストのエッセンスのおいしいところだけパクる事にしたという話。

 

 そもそもなんで色々捨てようと思ったのかを深く考えてみた。きっかけは模様替え的な動きで、最近、おうちのスマートホーム化を進めており(別途記事にします!こうご期待!)今までの配置だといろいろ不都合が出てきたので、棚を増やしたりロケーション変更をやっていた。ロケーション変更ってモノの再配置なので、捨てることが目的では無くて整理整頓が目的になる。普段管理が行き届いていないことが明るみになるというのもある。整理整頓を進めていくと、捨てる事を目的としていなくても、当時は必要だと判断したものが今の価値観でも必要なのか、それとも不要なのかという判断を自然とやってしまい、結果として手放すと判断するものがそれなりに出てくることになる。

 

 とはいえ、今回はきちんと収納場所があるという前提条件。迷っても、別に捨てなくても収納場所には困らないという事。じゃあなんで捨てようと思ったかというと「どうでもいいものに思考を割きたくなかったから」という思いに至る。あっても無くても同じ価値なら「ある」事で悩む(思考する)分無駄だよね。という考え。捨てたものがあとで必要になって後悔する事もあるじゃん!って考えも持っているけども、自分の価値観の天秤では「捨てたことによって、本当に必要なものが理解できた!」というポジティブがあるから悩んだものは原則捨てるって判断する事にした。買いなおすことでモノがアップデートされるうまみも無視できない。これは楽しい。逆に、今の価値観で不要だと判断するモノが、ふと見かけた時に、思い出した時に思考に入ってくる事を嫌ったという事もある。これは楽しくない。楽しくない事を考えるの面倒だからサボりたいという事だ。

 

 作業を進める。人間面白いもので、勢いがついてくると捨てる事が楽しくなってきてバカスカ捨てたくなる。だが。ふと、だんだん考えが危うい方向に進んでいく事に気が付く。あれもこれも捨てたり売ったりしたくなってくるのだ。今の価値観でも「まぁ要るっちゃいる」くらいのものまで積極的に捨てる理由を考え始めている。例えば段ボールを開けることに特化したちいさいのこぎりなんかは、はさみやカッターでも十分代用できるけど、はさみやカッターよりも圧倒的便利で「感動」があったから買ったんでしょう?? 手段と目的が入れ替わってきている感じかする。モノを手放すことを目的として動いている感じ。ちがう、自分がやりたい事はモノを捨てることではなく、サボりたいだけなんだと。すっきりするのは心地よいが、不便になる事に喜びはない。ミニマリストの実践者が本やTV、YouTubeなんかで色々言うけど、当たり前にポジショントークはあるだろうし(仕事だしね)、そもそも人それぞれ環境や価値観が違うので、無理してミニマリストになる必要ないじゃんと。

 

 ミニマリストであろうがモノがあふれる生活をしていようが、結局求めているものは同じ「幸せ」であり、幸せになる為にミニマリストの考えを活かすのは良いが、ミニマリストにならなければ幸せになれないと思い込んでしまうのは危険だと思った。よく言われている「モノの管理にはお金がかかる」という考え方も、モノの管理が苦痛であるならばモノを減らして管理コストを下げるのが幸せになる為のアクションだと思うし、モノの管理自体に喜びを見出しているのであれば無理してモノを減らす必要は無いと思うのだ。

 

 重要なのは「今の環境が自分にとって良いものなのかどうか?」を定期的かつ客観的に確認してアップデートする事。その上でバランスをとることが何よりも重要だと思う。客観視に、自分の場合は自分では持ち辛い「ミニマリスト」等の考え方を充ててみたりして活用する。私のバランスのとり方は、興味があるものを熱のあるうちに購入して楽しみ、モノの総量が自分の中の一定ラインを超えたら一気にきれいにするという方法。何か一つの考え方にとらわれて「それしかない!」となってしまうよりも、予め多様な考えをもち、柔軟に対処すると結果として最小の労力で最大の結果を得ることが出来、サボることが出来る時間が増えると、そう考えるのだ。

 

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

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  • 作者:佐々木 典士
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  • 発売日: 2015/07/25
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