爪の灯

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【サボる技術】クールビズが終わる1週間前からネクタイを締めるという戦術の話。(本の感想//人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている)

 10月いっぱいでクールビズが終わるのだが、クールビズの最終週にもうネクタイを締めて出勤しましょうというお話。目的は「ちゃんとした感じで目立つ」というもの。現在、ふろむだ氏の「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」という本を読んでいるのだが、なるほど、意識無意識問わず、自分も狙ってこういう事やっているなぁと思ったので、ちょっと自分の行動を言語化してまとめてみる。

 

 この本では「錯覚資産」という言葉を用いてお話を進めていたが、実際に働いていて、これはすごく感じるものである。自分が仕事を誰かにお願いするときお願いする相手を選べる状況下であれば、間違いなく「上手くやってくれそうなほう」に仕事をお願いする。実績があればわかりやすいが、初めて取り組むタイプの仕事(実績で判断する事ができない条件として)をお願いする場合、「上手くやってくれそう」の判断基準になるのが普段からの行い(素行/遅刻したりが無いかなど)や身だしなみである。

 

 この「身だしなみ」部分に於いて表題の「クールビズが終わる前にネクタイをする」という戦術が効果的に機能すると思って実行している。そもそも、見た目というのは非常にインパクトが大きい要素であり、スーツやネクタイは「ちゃんとしている」というアイコンとしての共通認識がある為、より便利である。普段は「みんなやっている」環境化なので、いかにピシッと着こなすか、センスの良いアイテムをチョイスするかなど、細かい部分で勝負するしかない、費用対効果が薄い環境なのだが、このタイミングだけは状況が違ってくる。全体的な「ちゃんと」のハードルが下がるのだ。このタイミングだと普段の「普通」が「ちゃんとしている」に格上げされる。それも自動的にだ。こういう作用を効果的に取り入れることで「ちゃんとした人」というラベルを勝ち取るわけである。

 

 ではクールビズ期間中ずっとネクタイをしていれば良いかという話なのだが、ある程度有効だとは思うものの、効果は薄いと思っている。同調圧力というか、「クールビズに参加していない」面がマイナスに働いてしまうのではないかという懸念があるからだ。そこでクールビズが終わる1週間前を狙うのだ。このくらいのタイミングであればそれなりに気温が下がっており、「クールビズ」自体の必要性が下がる。そのため、ネクタイを締める事自体の不自然さがなくなり、自然を装い実行できる。また、万が一マイナスに作用してしまった場合でも、1週間くらいであればクールビズの終了時期を勘違いしていた等で躱せる。究極、その場で外してしまえばよい為、あまりリスクが無いのだ。費用対効果が大きいからこそ、試してみる価値があるのだ。コントロールが容易であるというのは重要なのだ。

 

 遅刻なんかと同じで、普段から定時ぎりぎりに出社してくる人が遅刻をすると「ついにやったか」という感想をもたれるが、普段から始業30分前に出社している人が遅刻をすると「何かあったのか」と心配される。「ちゃんとしている人」と思われると、組織の中で非常に仕事がしやすくなる。チャンスが回ってきやすくなる。実績をつけやすくなる。実績に基づくチャンスが回ってくるようになる。いつの間にか実力がついている。という好循環にもっていくことが出来る。

 

 基本的に「見た目」は字の通り「見て」わかる(判断がつく)ため、効果の効率が良い。対象の視界に入るだけでそれなりに作用する為、暴力的ですらある。社会で成果を得るには「行動」しかなく、効果的な成果を残せる行動を行うためにはチャンスが必要なので効果的に「見た目」を活用する努力は社会人の資質の一つだと思うのだ。この記事であげているのは取るに足らない一例だが、スーツの着用や腕時計の必要性なども、裏表考えてみるのが面白い。

 

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている