爪の灯

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新入社員の皆さんへ。提出物の期限を守る!なんてヌルい事考えず、即座に提出してライバルを潰そうゼ!

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 ※ダーク系エントリです。

 

 「何時いつまでに何々提出してね!」よくある光景である。普通に考えて期日までに提出すればよい。しかし、回収する立場からすると「提出期限内」をクリアできていても快く思わない場合がある。

 

 相手の立場になって考えてみよう。回収する側である。何を嫌うか?そりゃ当然「遅れる」ことだ。だいたいこの手のパターンだと『回収→取り纏めてさらに上位へ報告』みたいなルートになっていることが多く、回収する側もさらに先に締め切りを持っていることが多い。当然、それに対してもある程度余裕を持たせるために、末端に来る時点でけっこうタイトな期限設定になっていることが往々にしてあるのだが、そのタイトな期限ですら、回収する側が身を削って作っているパターンも少なくない。ついでに言うと、10人以上を超えるような人員から成果物を回収するとなるとだいたい誰かしら微妙な出来(誤字脱字含む)で提出してくるため、リトライの期間を見込む必要もある。

 

 ここまでは普通に考えればわかる事なのだが、もういっこ嫌うものがある。それは「待ち時間」だ。特に業務をスパスパすすめて行くデキる系上司に多い。例えば、提出まで10日の期限があるとする。A・B・Cの3名が上長に提出しなくてはならない。全員、期限内に提出したとしても、A・Bの両名が即日提出している場合、Cは、例え期限内に提出したとしても上長を9日間待たせることになる。そして、上長の心持である。期限を自分で設定している手前、早く出せとは言いだし辛く、しかし、とっとと業務をすすめたい。すごいもやもやする。こういう事が続く場合、Cは結果としてはきちんと期限通りにタスクをこなしているにもかかわらず、良い印象をもたれづらくなる。

 

 こういう心理は積極的に利用すべきである。「期限内に提出しているから俺は悪くない。こういう事で評価を下げられるのは心外である!」という言葉はギャグである。逆だ、逆。提出を早めるだけで、同じ成果物を提出するにしてもより高い評価が得られるのだ。人間同士が同じ空間で業務に従事していて、評価を下すのだ。感情が絡まないわけがない。正直、よっぽど優秀な人物ではない限り、業務評価は「普通~ちょっと良い」くらいなもんである。こういうちょっとした気遣いが出来るかどうか、この積み重ねが評価に影響するのはむしろ公平だと思う。

 

 思うに、「期限内に提出しているから俺は悪くない。こういう事で評価を下げられるのは心外である!」は思考停止である。マニュアル通りに業務を進めているのと変わらない。誤解を承知で表現するならば、右から左へ順番にボタンを押していくだけの仕事をしているのと何の変わりがあるのだろうか?相手の事を慮って、創意工夫をするという事が出来ないのであれば、それができる(うえに結果を出している)人間と差がついて当然なのである。絶対評価が機能するのは学生までだ。分配するもののパイ(お給料の事ね)が決まっている以上、相対評価になるのは仕組みの上で当然である。この場合、君の評価が悪いのではなく、君以外の評価が良いのだ。要するに、置いて行かれているんだよ。君は。

 

 ちなみに、この取り組みが非常に凶悪なのは『100%善意』でライバルを蹴落とす事ができる点だ。「早く提出した方が上長が助かると思ったので!」なんて言われたら可愛がるだろう(※本来の意味でだよ)。はた目にはライバルが勝手に落ちていくようにしか見えない。こういう事をナチュラルに出来る人がガンガンのし上がっていくタイプなんだろうなぁと思っている。

 

 ※ちなみに、新社会人の間に習慣づけた方が良い。いわゆる「ポータブルスキル」であると同時に、ほぼすべての環境で応用が出来、悪い感情を抱かれる可能性が無いという強力な習慣であるからだ。

 

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