爪の灯

元スーツ販売員がプロ独身貴族視点で、ファッショナブルに節約を楽しむ系のブログです。

一目でわかる、「幅広ハンガー」の重要性。

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 写真が全てなワケですが、いちおう、つらつらと書きましょう。

 

 冒頭の写真、同じスーツの色違いです。両方、クリーニング戻りで、状態もほぼ同じ。どちらが良質に見えますか?

 

 スーツ、何にお金をかけているかというと、「立体感」です。人間の体の起伏に合わせて立体を構築していく。安いスーツがのっぺりとした印象なのは、この部分にコストがさけず、とりあえず頑張ってスーツの形を作っているからです。それでも、芯地を入れたりして努力している。高いスーツなんかはなおさらで、縫製やアイロンワークで優雅で、尚且つ素晴らしい着用感を追求した立体構築がなされている。

 

 これらを台無しにするのが薄いハンガーでの保管です。

 

 そもそも、ジャケットを着用している時間は、1週間のうち、何時間か。ほとんどの時間、ハンガーにかかっている状態です。通常、着用すると、着用者の動きなどで「崩れ」ていきますが、脱いだ時、ちゃんとしたハンガーにかけ、休ませることで回復を図るワケでありますが、ちゃんとしたハンガーにかけてあげないと、休ませる、回復させるどころか逆に型崩れを助長します。

 

 スーツ買ったときについてくる、多少太目のハンガーでもダメです。アレは持ち帰り用です。余程のところで購入しない限り、ハンガーは買うものです。販売店をのぞいてみてください。それなりの幅のハンガーを使っていませんか?アレ、倉庫保管の商品なんかも、全てあのハンガー使ってます。お客様へ渡すハンガーはあくまで「店舗→お客様宅」への輸送用。あのハンガーは店舗では使いません。クリーニング屋さんでもらえるハンガーよりも多少マシ程度で、やっぱり型崩れはしますもの。

 

 多少の初期投資は仕方がない。ただ、服がかかっている時間を考えれば、その役割の重要性を考えれば、決して高くはないはず。別に、木製のお高いモノを買う必要はないのです。プラスチック製でも十分、用を成します。

 

 参考→梅雨ゆえに、プラスチックハンガー礼讃。~木製ハンガー、使いこなせてますか?~ - 爪の灯

 

 こういう部分、地味ながら費用対効果が抜群に高いので、梅雨あけくらいにクローゼットの換気と合わせて取り組んでみましょう!