爪の灯

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五月病!道に惑った社会人に贈る、「社会派」名著100冊!100選!!

 

 五月!五月病!会社やめたい!そんな諸兄に贈る、名著100選である!既刊冊数合計すればそんくらいになるだろ。たぶん。どれも世の中の仕組みを知る助けになる事でしょう。蔵書の中でも読みやすく、持ち運びにも便利な文庫本を中心にオススメしていこうと思う。

 

 

 

スレイヤーズ/神坂一

 

 独立を考える人に。フリーランスとしてやっていくには、どのくらいの能力が必要か、稼ぐこととは、そして、人脈の必要さを説いてくれる名著である。また、治安維持(盗賊いぢめ)や、因果応報についても記述がある。併せて、『法を犯すとはどういう事か』を学ぶことができる。特に、世界の法、秘密(金色の魔王)を知ることで当局(魔族)に追われるドキュメンタリーを真に描ききられており、力を持つことの意味、その代償、そして、最終的にはそれを実力(力こそパワー的な意味合いで)で押し切る様を学べる。まさに、穴のない名著である。少し深く味わうならば、著作の時代背景にも注目してほしい。レーベルの稼ぎ頭であったにもかかわらず、きちっと良好な形で完結させている様は、見事という他ない。また、出版社へのフォローとして番外編(下述)の継続という手段をとる心遣い。流石である。あと、新装版が出てたのね。うれしいわ。

 

 

 

スレイヤーズすぺしゃる/神坂一

 

 併せて読みたい、前述の主人公の番外編である。見えない部分においても様々な経験をし、人脈(白魔術の総本山の王子様など)を築く等、その努力の程が伺える。原典を最高の形で補完する書である。

 

 

 

魔術士オーフェンはぐれ旅/秋田禎信

魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1

魔術士オーフェンはぐれ旅 新装版1

 

 

 特権階級について学びたいのであればこちら。持って生まれた覆る事のない権力(魔術)と、組織、集団における内ゲバがリアルに描写されている。結局、一度組織に所属してしまったら、おいそれとは縁が切れないという様も描かれる。これに宗教(キムラック)が絡むと収拾がつかない様子は何とも言い難いものがある。併せて、発言力の強さ、声の大きさ(音声魔術)についても詳しく述べられており、この価値観は同作の特徴であり、他に類を見ないものである。※最近になって続編が出てきており、今になって正当後継が読めるのがうれしい。 

 

 

 

 【セイバーマリオネットJ/あかほりさとる

 

 男女雇用機会均等法の必要性を知りたければこちら。「男のみ」の社会とは如何なるものか?を痛烈に描ききった秀作。併せて、AI(人工知能)を持つロボットに対しての人権にも触れられており、非常に考えさせられる書籍である。また、途中の挿絵で「特徴的な90年代イラスト」を堪能出来る、一粒で二度おいしい傑作である。

 

 

 

 【MAZE(メイズ)爆熱時空/あかほりさとる

 

 上記「セイバーマリオネットJ」と同じ著者の作品である。主に「ジェンダー」について述べられている。この手の話題はデリケートなのであまり詳しくは語らないが、「愛」があれば人は強く生きていける、という話。あかほり先生に何があったのだろう。尚、リンク探しててまさか「セイバーマリオネットJ」より出てこないとは思わなかった。まさか、発禁???

 

 

 

涼宮ハルヒの憂鬱/谷川流

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫)

 

 

 どのようなものでもひとまず「完結」させないと評価のしようがない、これを切に思わせる作品。その内容に関しては社会現象に至るレベルであり、一読の価値がある。そして、同時「完結していない」事への絶望を知る事になるだろう。つづきはよ。※同義として HUNTER×HUNTER」が挙げられるが、あちらは割と定期的に近況報告がある為、まだぬるい。

 

 

 

Fate Zero/虚淵玄

Fate/Zero 1-6巻 セット (星海社文庫)

Fate/Zero 1-6巻 セット (星海社文庫)

 

 

 チームワークの大切さを学べる本。如何に、個々の力が優れていようとも大目標を達成させるためには協力が不可欠である、と。また、その目標にたいする事前準備、情報収集、「本質を知る」事の大切さを学べます。職場環境の改善の大切さがわかる一冊。尚、著者の代表作に「魔法少女 まどか☆マギカ」がある。作風もだいたい同じ。また、こちらの出版である「星海社」の文庫本、あのハードカバーにありがちなリボンタイプのしおりが完備されているなど、非常にユーザビリティー。こういう細やかな気遣いは読んでてうれしいものである。

 

 

 

 

 いずれも、甲乙つけがたい、まばゆくきらめく名著ぞろいである。一応、入社して1か月目くらいで「ちょっとなー」ってへこみかけている新社会人向けに書いてみようと思ったのだが、いい感じにおっさんホイホイになっており、びっくりしました。まぁ、レーベル的にも内容的にも「読みやすさ」は保証致しますので、お仕事終わって、お風呂入って、眠る前の30分にでも頁をめくってみてくださいませ☆